前へ!! – 2011年


早いもので今年もあっという間に過ぎ去っていきます。僕も39歳、ビザインも4期目が終わって、12月31日が決算ですので、新年から5期目になります。なんの裏付けもなく始めた割りには、よくぞ今日まで続けてくることができました。この4年間、お世話になった方々に感謝です。
会社を始めて、本当に、自分ひとりではなにもできないものだなと実感しています。お客さんということに限らず、ピンチの時に協力してくれる人たちの存在がなければ、事業というものは1つも前に進みません。振り返ってみても、初年度からハンガリーのMIRSA社のロショ社長、2年目は台湾のMOMITSU社の許社長、3年目は斎藤合成の斎藤社長、そしてドイツ、ZACK社のフルーリッヒ氏。他にも渋谷区商工課や信用保証協会の方々や、三菱東京UFJ銀行の方々。

おふw
なにか走馬灯のようで、なにかこれから終わりが始まってしまいそうなので、振り返るのはやめましょう。大事なのはこれからのこと。気持ちはいつだって、「前へ!」です。
先日、大学時代の後輩たちと、久しぶりに早明戦に行ってきました。この日の午前中に、後輩から電話で誘われまして、数年ぶりに全勝優勝がかかった1戦なので行かないかと。ここ数年はほとんどテレビ観戦しかしていなかったのですが、自転車で5分くらいの所ですので、寒い中行ってきましたよ、そんなに寒くなかったけど。

10123102

もう10年くらい早稲田の天下を見上げてきたからでしょうか、国立は臙脂カラーの旗が目立ちます。僕なんかの学生時代は、それこそ現・監督の吉田義人主将から始まった黄金時代の後半期くらいで、在学中は、永友主将から信野主将の代、選手権も優勝2回、準優勝1回、4強1回という当たり年で、僕は「スタンド」の「センター」をやってました。(←このギャグ分かります?)
結局この日は惜敗。まあ、早明戦というのは毎年のこと、戦前の予想の逆を行くものですので、「メイジが久しぶりに全勝優勝かも?!」という予想に対しては、予想通り逆を行ったのでしょう。ワセダの方が仕上がりは上。メイジもサイド攻撃やモールで押し込むなど、伝統的な「前へ!」のプレーは鳴りを潜めていた感じです。

10123101

「前へ!」というのは、明大OBなら誰でも一度は聞いたことのある、故・北島忠治監督の残した教えで、「ゴールを目指して最短距離をひた走れ」という精神論です。僕はこれを、「敵が何人こようが、ブチかまして走り抜けろ!こんにゃろ!」という風に理解していますが。
猪突猛進。戦術・戦略としてはまったく賢くなさそうですが、見ていて気持ちのいいプレーですね。経営論としては、「当たって砕け」てしまっては意味がないのでしょうが、「見ていて気持ちがいい経営」、「やってて清々しい経営」というのは大切な要素だと思ってます。ズルや後ろめたいことをしてまで、「大きな会社」にしたとして、その創業者にはなにか残るものがあるのでしょうか。

10123103

この日一緒に行った後輩たちも、一人は民放キー局で不動の人気を誇るアナウンサーとして、もう一人は世界的なアニメの制作会社で、有名プロデューサー氏の片腕としてがんばっているようです。いやはや、男・佐藤祐太も、四十を前にして、ここらでそろそろ名を挙げなければなりませんね!ビザインも5期目という節目の年。来年2011年は「第二の創業期」というくらいの勢いで、いろいろやりますよ!皆様、今後ともよろしくお願いいたします。┏〇



ロープーウェイじゃなくて、ロープ、ウェイですよ?孤高のビジネスデザイナー。佐藤祐太のブログへようこそ。