新宿中央公園の熊野神社で出会ったお笑い芸人のタマゴさんたち

若き芸人のたまごさんたち
西新宿は熊野神社で夜な夜な夢を磨く若き芸人のたまごさんたちです。

若き芸人のたまごさんたち

 ここのところだいぶ暖かくなってきたので、運動不足の解消も兼ねて、夜な夜な散歩がてら、わざわざちょっと遠めのスーパーに買い物に行ったりしてるんですが、その帰り道、新宿中央公園の中には、熊野神社があります。
江戸時代、この辺は十二社(じゅうにそう)と呼ばれていて、十二社池という大きな池の周りに、最盛期には約100軒もの茶屋や料亭が並ぶ、江戸近郊随一の景勝地兼花街だったそうです。副都心の高層ビルが林立する今からは、ちょっと想像もできない光景ですよね。

 中央公園の中と言っても、境内の照明もあるし、十二社通りに面してることもあって、夜中に立ち入っても怖いとかそういう感じではありません。前に、隅っこの方で、泣いてる女の人がいた時には多少たじろいだということはありましたが。
そんなこんなで、熊野さんの前を通る時は、よくお参りしてくるのですが、え?商売繁盛ばっかりお願いしてるんだろうって?いやいや、日本の明るい未来と世界平和をです。あとこの国をむさぼる原発利権が解体されますようにと。(-人-)

 この日は入るなり、若い男の子二人が、なにやらお笑いのネタの練習?みたいのをやっていて、それを横目で見ながらお参りしていたんですが、話しかけてみるとやっぱりお笑い芸人のタマゴさんたちらしく、えーと、ごめんなさい。コンビ名聞いたのに忘れちゃった。まーとにかくしばらく隣りで眺めてたんです。 
「一生懸命、あきらめないで努力してれば、きっと夢は叶うから。がんばって!」とか、少々オヤジ臭いこと言って立ち去ったんですが、その帰り道は、なんとなく清々しい気分というか、元気もらったって感じで、ワクワクルンルンしながら帰ってきたんです。

 僕自身、サラリーマンや公務員の友人たちと比べれば、よほどドリーミングな人生を歩いているわけですが、それでも彼らみたいな若き熱さには、ハッとさせられるものがありました。曲がりなりにもお客さんがいて、ありがたいことに注文や商談があって、そうした日々のルーチンに追われるうち、法務局に会社の登記に行ったあの日のような熱さを忘れていたような気がするなと。 
熱さっていうのは、エクセルに中期、長期のビジョンをびっちり書き連ねたりすることじゃなくって、ノートの真ん中に「売れたい!」とだけ書けてしまうような、明るくって、純粋で、無鉄砲な夢への「熱さ」。若さと言ってもいいかもしれない。

 「お笑い芸人」と呼ばれるタレントたちが、ただワーワーやってるだけのイマドキのテレビ番組なんて、ちっとも見たいとは思いませんが、それでも彼らのような若い子たちが、「有名になりたい!」とかって気持ちで、夜中の神社で練習とかしてる姿に、目を細めてしまうオヤジになってしまっていました。
これじゃいかん。 傍観者になってる場合じゃありません。自分ももう一回、大志を抱く少年のような熱さを取り戻さなくては。

 やっぱり夢を追うなら明るく楽しく、ひたむきに追っかけないとね!ということで今、もう1個新しいブログを作ろうかと、ニヤニヤしながらテンプレートを探したりしています。 そうだね、オレもアタシも、明日からまた、明るく楽しくがんばるよ!と思った方は、下のボタンをポチしてってください^^ノ

 


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