「形容詞+です。」への違和感。


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最近、よくネット上で「形容詞+です」という表現を見かけるのが、とても違和感があって、いや、違和感というよりは、もう異論の余地なく断定されることへの、なにか突き放された感と言うような「反感」にも似た感情すら、そこはかとなく感じてしまうのは僕だけでしょうかw
グーグル先生に聞いてみたところ、「昭和うん年の審議会で許容されているので文法的間違いではない」とかなんとかも出てきますが、やっぱりおかしい感じがする。僕はたぶん使わない、使ってない(と思います)し、使うとしたら、目上の相手に対して、かなり意図的に、挑戦的に使うようなシーンに限られるような気がします。あれ?どうかな。うん、たぶんそう。

「です」という助詞は、そもそも「だ」、もしくは「である」の丁寧体であって、「これは赤いです。」を許容するとすれば、「これは赤いだ。」、「これは赤いである。」となってしまいます。これは日本語の使い手としては、いかにも拙い。どこか、日本語の助詞を使い慣れずに「それ赤いアル」と言ってしまう、漫画の中の中国人のようでもある。
「だ」、もしくは「である」と繋げようとするならば、直前には体言(名詞)がくるべきで、「これは赤だ。」、もしくは格助詞の「の」を付けて「これは赤いのだ。」とすると、「です」文も「これは赤です。」、「これは赤いのです。」となって、なんとなくしっくりくる。そもそも「です」文は「丁寧」であるべきなので、断定的な物言いは、婉曲表現の発達した日本の文化的土壌にはそぐわない。

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んじゃないかなーと(婉曲的に)思ったので、自称「言葉のプロ」を自認する、アナウンサーをやっている後輩に聞いてみた。曰く、
①言葉は時代や地域性で変化するものである。
②故に、ある言葉に対して「正しい」、「正しくない」ということは基本的には言えない。
という前提で、「やぱちょっとヘンですよね」ということだった。いやいや、個人的な感想が聞きたいんじゃなくて、局としてどのくらい「ヘン」なのか。原稿に「形容詞+です」があったら、ディレクターに赤入れられるレベルの「ヘン」なのか、と食い下がってみた結果、、、「んもうw あとでちょっと聞いてみます。」ということでした。

と同時に、「『形容詞+です』について、『色』を事例とするのはやや複雑な問題を孕むので、ふさわしくない。」とも言っていて、ちょっと脇道にそれますが、そもそも「色+い」という形容詞は特殊で、「赤」、「青」、「白」、「黒」くらいしかない。「緑い」、「紫い」、「桃い」はないわけです。言われてみれば、そりゃそうだ。さすがw
おそらくは赤や黒などのポピュラーな色は、他の色に比べて日常生活で使用する頻度が高く、使いやすい新しい言い回しが生まれてきて、それが普及して、次第に正しい日本語として認知されるようになってきたのでしょう。最近の高校生は「緑い」とか言うみたいですよ?数千年の時を超えて、緑もポピュラーな色の仲間入りをしてきたということでしょうか。

ということは、今の若いネット民たちが「これは高いです。」、「それは早いです。」とか言い続ければ、その中のどれかはいずれ、活字や電波の中でも使われるようになっていき、数百年と言わず、数十年の後に「一般的な日本語の言い回し」として、定着してくるのかもしれません。
そうか、ポイントは文語表現としても許容されるかどうか、辺りなのかもしれませんね。しゃべってるだけなら、既に違和感ないかもな。ということで、とりあえず平成25年の現時点においては、あえてフランクな口語的印象、もしくは挑発的を付与するために「形容詞+です」を使う場合には、レトリックとして「アリ」かもしれないが、それを知らずに使うは文章的稚拙、もしくは慇懃無礼な印象を受け取る人も(お客さんとかね)まだいるかもしれないよ、ってお話でした。

めでたし、めでたし。

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ロープーウェイじゃなくて、ロープ、ウェイですよ?孤高のビジネスデザイナー。佐藤祐太のブログへようこそ。